インプラントが骨結合するカギ
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インプラントと粘膜との結合状況
▼粘膜とアバットメントの間には生物学的結合が存在しない
骨結合したインプラントはアバットメントを介し粘膜を貫通して上部構造に結合されています。粘膜とアバットメントの間には、天然歯の歯頸部周囲組織に見られるような生物学的結合が存在しないとされています。しかし、とっくりセーターが首を囲むような状態で粘膜によりアバットメントが取り囲まれ、両者は生物学的に強固に適合しているのも事実であります。
 生物学的結合
▼カフリング
アバットメントの周囲の粘膜組織にはコラーゲン繊維が見られ、上皮とアバットメントの間を固定しています。こうした構造をカフリングとよんでいます。 ハンソンらは電子顕微鏡を用いてチタンの表面にある酸化皮膜に正常な形態と大きさをもつ上皮細胞が、糖たんぱく質の薄い皮膜を介して付着し、その周囲には白血球や炎症性細胞は見られず極めて健康な状態であることを見出しています。これらの事から、インプラントは骨と強固に結合するばかりではなく、粘膜貫通部においてもその機械的結合は相当程度強固であり、臨床上信頼できるレベルにあると言ってもよいであろう。

 カフリング構造
ホワイトニング